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「殺すぞ」だけじゃない、西宮市長の仰天発言 市関係者あきれ、政治手腕にも疑問符 (1/2ページ)

 新年早々、現職の市長からヤクザまがいの脅迫発言が飛び出した。兵庫県西宮市の今村岳司(たけし)市長(45)が4日の仕事始め式で1期限りの市長退任を表明したことを受け、式後に再確認する読売新聞記者に対して「殺すぞ」「落とし前つけさす」などと言い放ったのだ。翌5日に「おわびさせていただきたい」としたが、これまでも中高生を相手に「校内でたばこを吸っていた」と自慢するなど問題発言を繰り返してきた今村氏だけに市関係者は「また、やってしまった…」とあきれ返っている。

 市によると、今村氏は市役所ホールで開かれた式のあいさつで、今年4月の市長選に立候補せず、1期限りで市長を退任することを明かした。

 その後、ホールを出た際、不出馬について再度確認のために駆け寄った読売新聞の男性記者に「殺すぞ」「寄るな」「くそがき」などと口にした。今村氏は記者が以前、休日に自宅を取材で訪ねたことに腹を立てており、「(上司の)支局長に落とし前つけさすからな」と言い残し、エレベーターに乗り込んだという。

 新年早々、記者に脅迫発言をした今村氏。どんな人物なのか。市政関係者が説明する。

 「西宮市出身で、京大を卒業後、リクルートに勤めていましたが、1995年に阪神大震災で実家を失った経験から、復興のために働こうと決意。99年に西宮市議に26歳でトップ当選し、市議を4期15年を務め、2014年の前回の市長選で自民、公明、民主(当時)の3党が相乗りで推薦した現職を破って初当選しました。市議時代から金髪やひげ、ピアスで登庁するなど奇抜な行動で注目を集めていましたが、西宮は市職員出身の市長が多く、閉塞感がある中で、『何かやってくれるかもしれない』との市民の大きな期待があった。奇抜な行動も市長になれば変わるはずと思っていました」

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