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【解剖 政界キーマン】理念重視する立憲民主・枝野代表、野党再編の正念場 「全国の人から『筋を通した』と応援受けた」 (1/2ページ)

 「正直に言いますけど、反省しましたね」

 2017年10月、衆院選投開票日の深夜、ニッポン放送の選挙特番のインタビューで、立憲民主党の枝野幸男代表が口にしたのは「反省」という意外な言葉だった。

 希望の党代表だった小池百合子都知事の「排除発言」で野党大結集は失敗した。結果、小池氏に切られた枝野氏の立憲民主党が野党第1党に躍進した。私(鈴木)が野党の再結集について質問すると、枝野氏は冒頭の発言をし、続けた。

 「私はリアリズムから民進党と希望の党との合流に賛成し、選別されて仕方なく自分1人で旗を立てるしかなかった。ところが、全国を回ると、多くの人から『筋を通した』とすごい応援を受けた。政治家として、こんなに感激したことはなかった。リアリズムだけで数合わせをするんじゃなく、理念や旗をしっかり立てて(再編を)やっていこうと痛感した」

 枝野氏の信念は変わっていない。17年の年末、民進党が、立憲民主党と希望の党に「次期通常国会での統一会派」を呼びかけると、立憲民主党は「希望の党も一緒なら拒否する」とした。立憲民主党幹部がいう。

 「野党はできる限り、1つになった方がいい。だが、希望の党には、民進党から離党した保守系議員もいれば、やむなく合流したリベラル系議員もいる。民進党にも、保守とリベラルがいる。無条件に一緒になったら、民進党の二の舞いになる。立憲民主党が理念を掲げて再編するしかない」

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