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【江田憲司 俺がやらねば】野党再々編へ「天王山」は9月 バラバラの野党をどう束ねるか (2/2ページ)

 そういう中で昨年末、民進党執行部は、立憲民主、希望両党に「統一会派」の結成を呼び掛けました。しかし、われわれは「希望まるごと」と組むつもりはありません。

 特に、その結党メンバーとは憲法観や安全保障政策で違いがあるからです。希望の党代表だった小池百合子都知事がやったことで唯一、良かったのは、基本政策で民進党をバラバラにしたこと。それを政策そっちのけで強引にまとめて、また「ごった煮政党」をつくっては、元の木阿弥(もくあみ)です。政治理念や基本政策を軸に、束ねる時も慎重にことを進めなければなりません。

 来年春には統一地方選、夏には参院選があるから急がなくては、と言われます。そうだとしても、残念ながら、次期参院選の関心など、まだ国民にはありません。地方選に至っては尚更です。

 関心がない時に、拙速に、期待も出ない新党をつくって「事前運動」をしても、かえって今度こそ有権者から見放されるだけです。参院選の関心は来年の年明け、いや、選挙のせいぜい1カ月前です。地方選に至っては、1週間前。「運動はそこからで良い」とは決して言いませんが、野党再々編は今年後半のどこかでできれば、万々歳でしょう。(江田憲司・民進党前代表代行)

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