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韓国、平昌参加の北に国連制裁抵触する支援の恐れ 過去に多額の資金送金した“前科”も (2/3ページ)

 すでに、北朝鮮への支援を決めたかのような内容ではないか。実は、北朝鮮選手団などの五輪滞在費を支援することが、「国連安保理の制裁決議に違反している」との指摘がある。

 朝鮮日報(日本語版)は11日、《北朝鮮の平昌五輪滞在費、船舶・航空機提供は制裁違反》という見出しの記事を報じた。

 記事によると、過去に北朝鮮が韓国に代表団を送る際、滞在費などの名目で韓国側に現金を要求してきたが、大量の現金を提供する行為は国連安保理制裁で禁じられている。選手団の移動で韓国が専用機や船舶を提供するのも、制裁違反の可能性が高い、との内容だ。

 さらに問題となりそうなのが、北朝鮮が平昌五輪に派遣する予定の高位級の代表団だ。

 北朝鮮のナンバー2とされる崔竜海(チェ・リョンヘ)朝鮮労働党副委員長の可能性が高いとみられているが、同氏は韓国による独自制裁の対象になっている。朝鮮日報によると、韓国政府は「旅行禁止措置ではないので、来るだけなら問題はない」という立場だが、「来韓の事実だけで制裁緩和のシンボルになりかねないとの懸念がある」と伝えた。

 高位級の代表団では、北朝鮮の最高指導者、金正恩朝鮮労働党委員長の妹、与正(ヨジョン)氏の名前も取り沙汰されている。だが、与正氏は昨年1月、米財務省の制裁対象となった。与正氏の韓国入国を認めれば、韓国への不信感を募らせている米国の怒りに火をつける恐れもある。

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