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「広辞苑」のおかしな固執 台湾は中国の26番目の省と表記、図の訂正要請に「誤りではない」 (1/2ページ)

 岩波書店が10年ぶりに改訂した国語辞典「広辞苑」(第7版)に対し、問題の指摘が続いている。「LGBT」や「しまなみ海道」の記述については重版で訂正するというが、台湾を中華人民共和国の26番目の省(台湾省)と、図で表記している件については訂正の予定はないという。台湾と中国は明確に違うが、どうして固執するのか。

 「いつから台湾は中国の一部になってしまったのか。このような記載を広辞苑が続けているのは、本当におかしい。台湾の人々に失礼だし、子供を含め、多くの日本人が間違った認識を持つ。訂正してほしい」

 日本と台湾の文化交流を進める「日本李登輝友の会」の柚原正敬事務局長はこう語った。

 台湾に関する複数の記述に疑問が指摘されているが、最も強い違和感を覚えるのは「中華人民共和国」の項目。「中華人民共和国行政区分」という地図が掲載され、台湾を「台湾省」として記載しているのだ。

 実は、同地図は1998年発売の第5版から掲載されていた。

 この表記には、台湾の日本における外交の窓口機関である台北駐日経済文化代表処も反発している。ホームページ(HP)に「台湾が中華人民共和国の『台湾省』として紹介されるなど事実と異なる内容が見受けられる」との声明を掲載し、岩波書店に以前から訂正を要請しているのだ。

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