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大雪で首都パニック レインボーブリッジ封鎖、山手トンネルで立ち往生

 やはり首都圏は雪に弱かった。東京都心で4年ぶりに20センチを超える大雪となった22日には帰宅困難者が続出、レインボーブリッジは封鎖され、道路トンネルとしては日本最長の山手トンネルに閉じ込められるドライバーが続出した。

 雪の影響は23日朝の通勤ラッシュも直撃した。東名高速が東京IC-富士IC間で通行止めとなった影響で、国道246号線が上り、下りとも大渋滞となった。圏央道や首都高の各路線でも通行止めが続いた。大半の在来線は平常どおり運行を始めたが、JR湘南新宿ラインでは最大40分程度の遅れが出た。

 パニックは前日から発生した。22日昼過ぎから雪が降り始めたことで、都心部から時間を繰り上げて帰宅する人が集中した。これによって下り電車は大混雑、JRや私鉄の京浜急行電鉄の品川、東急電鉄渋谷、西武鉄道の池袋、高田馬場、西武新宿の各駅で入場が規制され、改札の手前には大量の人であふれた。

 バス停でも雪をかぶりながら乗車を待つ人の行列もできていた。

 首都高中央環状線外回りの西新宿ジャンクションでは同日夜、地下の山手トンネルから4号新宿線に進む車が積雪で坂を登れなくなり、車両が立ち往生。非常口から階段を登り地上に出る人々の姿もみられた。

 東京湾にかかるレインボーブリッジの一般道は、追突やスリップ事故が数件起き、最大で約300台が立ち往生し、一時閉鎖された。

 成田空港では着陸したマニラ発の日航742便ボーイング767(乗客乗員192人)が、誘導路を走行した際、積雪の影響で前輪を左右に動かすことができなくなり立ち往生。滑走路2本が閉鎖され、空港関係者は欠航の影響を受けた空港利用者に寝袋や軽食を配るなど対応に追われた。

 警視庁によると22日夜の時点で、スリップ事故などは都内で600件以上起きた。東京消防庁によると、転倒によるけが人は60人を超えた。

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