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南北合同チームに冷ややかな韓国国民 「ヘル朝鮮」で若者激怒、文政権に嫌気 (2/3ページ)

 それを物語るように、李洛淵首相はアイスホッケー女子が「メダルを狙える位置にはない」との認識を示し、韓国選手に被害意識はなく、「良いチャンスとして受け入れている雰囲気だ」と語ったと朝鮮日報は報じた。

 ところが、韓国チームの副主将は「南北合同チームの話を聞くたびに力が抜ける」と語り、ベテランGKは「私たちの意見や努力が全く反映されないまま、このような決定が下されて、ひどく失望している」と複雑な心境をのぞかせた。中央日報によると、韓国選手は長くて10年以上、実業団チームが一つもない中で、1日6万ウォン(約6000円)の国家代表手当だけで五輪の準備をしてきた。

 文在寅政権のアイホ女子の政治利用に、韓国のネットユーザーは「今回の件は本当にあり得ないと思う」「時代錯誤的な発想だ」などと書き込んだ。朝鮮日報は、若いネットユーザーたちが「北朝鮮の『ただ乗り』に強い抵抗感を抱いている」と指摘。毎日、五輪のことを考えながら4年以上も準備してきた選手たちのことは考えないのか-というネットユーザーの声も紹介していた。

 20~30代の若者たちが南北合同チームに抵抗感を示すのは、激しい受験競争や若者の就職難などの困難に直面する自分たちと同じ境遇にあると見ていると、朝鮮日報は専門家の分析を紹介。さらに、今の若者は北朝鮮を同じ民族ではなく「よその国」と思っているので、韓国で開催される五輪に彼らが便乗する姿に強い抵抗感を示しているのだろうと指摘する社会学の大学教授の解説を伝えている。

 文在寅大統領は昨年5月、雇用拡大を公約に当選した。今年1月10日の年頭記者会見でも冒頭で雇用政策を強調したが、韓国統計庁が1月10日に発表した2017年の雇用統計では15~29歳の青年失業者が10人に1人と増加。就業者数が3カ月連続で20万人台にとどまったのは、7年9カ月ぶりだという。