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文在寅大統領就任で青瓦台は「反米親北勢力」に乗っ取られた (3/3ページ)

 文政権の誕生が捏造に基づくクーデターであることが明らかになった今、極左勢力は何が何でも朴槿恵を有罪にすべく、「国情院の予算が賄賂として青瓦台に上納された」という筋書きで国情院関係者を徹底的に追及している。すでに170人以上の国情院現職やOBが取り調べを受け、朴槿恵時代の国情院院長3人のうち2人が逮捕された。

 また文在寅側は、朴槿恵と李明博元大統領スキャンダルを調査する名目で国情院のメインサーバーから、機密情報をまんまと入手している。国家機密が平壌に筒抜けという異常事態である。

 左翼勢力は国体変更を目指し、そのため情報・軍・公安・司法機関に対する粛清が徹底的に行われている。

 国家存亡の機に右派の危機感は募る。

 昨年11月28日、野党・自由韓国党の議員である沈在哲国会副議長が記者会見し、文在寅、任鍾ソクに加えて、徐薫・国情院長と、崔順実事件で名を馳せた尹錫悦・ソウル中央地検長の計4人を名指しして、「法治破壊の内乱罪」と「国家機密漏洩罪」で刑事告発することを求めた。この国会副議長が刑事告発を求めるという内戦的状況を韓日のメディアはほとんど報じなかった。

 【PROFILE】HONG Hyung/1948年生まれ。韓国陸軍士官学校を卒業後、野戦部隊の小隊長などを経て、国防部勤務。外務部へ転職後、駐日韓国大使館で参事官と公使を務める。退官後、早稲田大学客員研究員、桜美林大学客員教授を経て、現在、統一日報主幹。

 ●取材・構成/池田道大(フリーライター)

 ※SAPIO2018年1・2月号

NEWSポストセブン

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