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【ケント・ギルバート ニッポンの新常識】文大統領と北朝鮮主導の南北統一 目上に媚びへつらい、目下には尊大に振る舞う「事大主義」 (2/2ページ)

 大国の属国として庇護を受ける間に、目上に媚びへつらい、目下には尊大に振る舞う「事大主義」が、韓国人には染み付いてしまった。日本は目下の国だから「合意を守る必要はない」と本気で考えているのだろう。韓国人は、日本人が怒っている理由を理解できていないようだ。

 これらの事実を踏まえたうえで、最近の韓国と北朝鮮の関係を見てみよう。北朝鮮は韓国以上に中国に近い。つまり北朝鮮は韓国よりも序列が上なのだ。しかも、文大統領のルーツは北である。

 韓国人の中には、「抗日パルチザンの英雄」とされる金日成(キム・イルソン)主席が建国したと主張する北朝鮮史や、彼が「事大主義」をやめて自主性を重視する「主体(チュチェ)思想」を唱え、今や事実上の核保有国となったことに憧れを持つ人も多いようだ。

 ドナルド・トランプ氏の米大統領選勝利を早くから断言していた国際政治学者の藤井厳喜氏は、北朝鮮主導の南北統一の可能性を推測している。

 平昌(ピョンチャン)冬季五輪開会式への出席を決めた安倍首相には、文政権の未来像を見極めてきていただきたい。

 ■ケント・ギルバート 米カリフォルニア州弁護士、タレント。1952年、米アイダホ州生まれ。71年に初来日。著書に『儒教に支配された中国人・韓国人の悲劇』(講談社+α新書)、『トランプ大統領が嗤う日本人の傾向と対策』(産経新聞出版)、『日本覚醒』(宝島社)など。

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