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韓国は南北関係改善の『主役』と勘違い「外交センスなし」 元国連制裁パネル委員・古川勝久氏インタビュー (2/2ページ)

 かと思うと文大統領は年頭会見で「(南北協議の)実現についてトランプ大統領は評価されるべきだ」「米国主導の制裁や圧力の成果かもしれない」とトランプ政権を持ち上げる発言をして、北の反発を招く場面もあった。

 古川氏は「一方で民族の問題として解決するといい、他方で米朝対話が始まるおぜん立てをするというなど、相反することを言っている」と指摘する。

 文政権の対北外交は、金大中(キム・デジュン)政権の「太陽政策」から、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権を経た延長線上にあるともいわれるが、当時の反省を踏まえるべきだと古川氏。

 「南北関係の改善は信頼醸成面で意味があるが、脇役が主役になろうとしたら劇を混乱させる。それが2000年代の問題だったので、それを繰り返させないようにするのが必要だと思う」

 さらに古川氏は、韓国が慰安婦問題を蒸し返し、最終的、不可逆的に決着した日韓合意を覆そうとするかのような態度を見せたことについても「センスがない」と断じる。

 「南北会談合意の発表とほぼ同じタイミングで、あえて日韓合意を覆すようなことをした。これは日米韓の連携を乱す行為だ」と古川氏。

 平昌五輪後には米韓合同軍事演習も再開され、北朝鮮が再び反発を強めることも予想される。

 古川氏は「日米韓の間の齟齬を見つけて入り込み、離間させていろんな問題を引き出し、交渉を難しくさせるというのが1990年代から一貫した北朝鮮の手法だ。北の術中にはまらないよう日米韓の連携を崩さないことが非常に大事だ」と力説した。

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