記事詳細

「聞こえない拡声器」で対北朝鮮放送を続けていた韓国軍 (2/2ページ)

 韓国のテレビ局JTBCによると、導入された拡声器は10キロまで音が届くことになっていたが、陸軍が昨年調査を行った結果、5キロしか届かないことがわかったというのだ。無人の非武装地帯を除いて考えると、北朝鮮領の1キロ範囲にしか音が届いていないことになる。多額の予算を費やしながら、想定した効果が得られていないということだ。

 韓国の「防産非理」(軍と軍需関連産業の汚職)は極めて根が深く、海軍艦艇に軍用ソナーではなく魚群探知機が積まれていた、などという話まである。

 軍紀の乱れ方は北朝鮮も相当なものだが、韓国軍もいざという時に役に立つのか心配だ。

 (参考記事:北朝鮮女性を苦しめる「マダラス」と呼ばれる性上納行為

 文在寅大統領は昨年7月、「防産非理は単純な不正行為ではなく、安全保障に穴を開ける利敵行為」だと指摘した上で、再発防止のための制度改善の国を挙げての努力が必要だと発言している。

 これと同じことは朴槿恵前大統領も言っていたが、本当に抜本的な改善が可能なのだろうか。

デイリーNKジャパン
zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース

関連ニュース