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【江田憲司 俺がやらねば】モリカケ問題、昭恵夫人と加計理事長の喚問が不可欠 (2/2ページ)

 今回の質疑で、安倍首相もやっと、今後は昭恵夫人の活動自粛に努める考えを表明しました。

 次に加計問題です。報道によると、2015年4月2日に当時の柳瀬唯夫首相秘書官と愛媛県今治市の関係者が会い、何と、加計学園の関係者も同席していた。5日後の4月7日には、安倍首相が、友人の加計孝太郎理事長と会食していた。

 私の秘書官経験から言って、首相秘書官が「腹心の友」案件で関係者と会い、直後、その腹心に首相が会う時、事前に面会の事実を耳打ちしないことなどあり得ません。

 なぜこれを問題視するかというと、首相が学園の獣医学部新設計画を知ったのは、国家戦略特区の申請が認められた17年1月20日だと強弁しているからです。それまで知らなかったのだから、自分の関与もなかったと。

 しかし、文科省の文書では、馳浩元文科相も、前川喜平前文科事務次官も、「官邸の最高レベルが言っている」と発言したという当時の内閣府審議官も、前川氏に「総理の口から言えないので」と特区の指定手続きを早めるよう指示したという首相補佐官も、首相秘書官も知っていたとされます。どうして安倍首相だけが知らなかったのか!

 首相の発言が事実なら、15年4月2日に柳瀬秘書官が知ってから、17年1月20日に首相が知るまでの間、首相と秘書官の間で一切、加計の「か」の字も出なかったことになります。あり得ないことです。加計氏の証人喚問も欠かせません。(江田憲司・民進党前代表代行)

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