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トランプ氏決断、平昌五輪終了後に核施設を空爆か 限定的先制攻撃「鼻血作戦」から全面軍事衝突の恐れも (2/3ページ)

 マイク・ポンペオCIA(中央情報局)長官も、核兵器保有を目指す北朝鮮の姿勢に「変化の兆しはまったくない」と述べた。ポンペオ氏は、米軍が北朝鮮への限定攻撃に踏み切った場合に想定される反撃などについて「分析済み」と語ったが、詳細は明らかにしなかった。

 北朝鮮への限定先制攻撃として、トランプ政権が検討していると米国や韓国メディアで報じられているのが、前出の「鼻血作戦」だ。

 トランプ政権としては、これ以上、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長率いる北朝鮮の暴走を放置できない。まず、顔面に一発パンチをお見舞いして、米国の怒りを見せつける-というものだ。巡航ミサイルや航空戦力で、核・ミサイル関連施設を攻撃する作戦とみられている。

 評論家で軍事ジャーナリストの潮匡人氏は「鼻先を殴る程度であれば、北朝鮮が本気で殴り返してこないだろう-という楽観的見通しを前提にした作戦のようだ。作戦実行を決めた場合、在韓米国人は地下シェルターのような施設に避難させる措置を取るだろう。もし、北朝鮮が38度線の北側にある長射程砲などで反撃してくれば、北朝鮮の多くの拠点を制圧する本格的軍事作戦に移行する構えではないか」と分析した。

 ただ、北朝鮮がこれを静観するとは思えない。

 北朝鮮の政府機関紙「民主朝鮮」は14日付の論評で、「いったん、『鼻血作戦』が始まれば、それは即時、米本土の終焉(しゅうえん)につながる自滅作戦で終わるということを、トランプ一味は覚悟すべきだ」と威嚇した。限定攻撃が、大規模な軍事衝突に発展する可能性はある。

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