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韓国「キムチプレミアム」狂乱 仮想通貨暴落で自殺者も、文政権に糾弾の声 (2/2ページ)

 中央日報によると、男性は一時、2億ウォン(約2000万円)超まで資産を増やしていたが、昨年末の暴落で、元金の2000万ウォンもほとんど失ったという。警察は仮想通貨への投資失敗が原因で命を絶った最初の事件として捜査している。

 「『仮想通貨が最後の希望』という2030世代の叫び」と題した朝鮮日報の1月13日の社説では、青年層の投資家を中心に規制強化を打ち出す文大統領にも怒りの矛先が向いており、「大統領を選んだことを後悔する」と糾弾する声も噴出していると指摘していた。

 今月18日には政府で仮想通貨対策業務を担当していた国務調整室の経済調整室長(53)が自宅で死亡しているのを家族に発見された。

 韓国では仮想通貨の規制が大きな課題となり、政府関係者からは取引所を閉鎖するとの発言が出て騒ぎになったほか、取引の実名制導入でも混乱が生じた。死亡した経済調整室長は昨年9月に任命されたが、調整役としてストレスを受けていたと韓国メディアが報じている。

 今後も仮想通貨をめぐるトラブルが続けば、文政権への怒りが一段と高まるのは避けられない。

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