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【山口那津男 本音でズバッと】安倍首相の平昌開会式「出席」判断正しかった 対話の機会損失、想像すれば明らか (2/2ページ)

 これを機に、日韓首脳会談を行い、北朝鮮から参加した金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長との立ち話もできた。

 平昌五輪を伝える映像に安倍首相が姿なく、対話の機会も失った状況を想像すれば、「開会式出席」が意味あるものであったことは明らかである。各種世論調査でも、国民は出席を歓迎している。

 国内には一部に、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権が、慰安婦問題の日韓合意を事実上破棄するかのような言動を続けていることを受けて、開会式出席に批判的な意見があった。

 しかし、日韓首脳会談で安倍首相は「日韓合意は国と国との約束であり、政権が代わっても約束を守ることは、国際的かつ普遍的に認められた原則だ」といい、文氏は「日韓合意は破棄せず、再交渉も求めず、財団も解散せず、10億円の返金もしない」と述べた。

 安倍首相はさらに、「韓国側も、日韓合意で『最終的かつ不可逆的』な解決を確認した以上、合意の約束を全て実行してほしい」と主張した。

 こうしたやりとりができたのも、安倍首相が首脳会談で明確にわが国の立場を伝えるべきと考えたからであり、この判断は正しかったと思う。(山口那津男・公明党代表)

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