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イバンカ氏の五輪閉会式出席で文大統領を追試 ジャーナリスト・潮匡人氏「米は与正氏と比較」 (2/3ページ)

 イバンカ氏は訪日後、韓国にも訪れるともいわれたが、直前になってキャンセルとなった。韓国メディアは当時、「政府の計画に支障」と失望感をあらわにした。

 今回、イバンカ氏は、トランプ氏の「重要なメッセージ」を携えて訪韓する可能性がある。訪韓中、主に文氏の金正淑(キム・ジョンスク)夫人が案内役を務めると伝えられる。

 米韓は現在、平昌五輪・パラリンピック中は延期した米韓合同軍事演習の実施をめぐって、微妙な状況にある。

 与正氏は10日、「従北」とされる文氏と会談した際、正恩氏の親書を手渡し、文氏の早期訪朝を要請した。南北首脳会談を呼びかけたとみられる。条件として、米韓合同軍事演習の延期・中止をひそかに求めたとみられ、この直後から、韓国政府の発言がブレ始めた。朝鮮日報は「韓米合同軍事演習にあいまいな態度を取り始めた韓国政府」と報じた。

 北朝鮮の「核・ミサイル開発」を放置したまま、南北対話が進むことは許されない。北朝鮮の時間稼ぎに協力することになり、日本や米国を含む世界の安全保障を危うくするからだ。

 安倍首相は9日、平昌で行われた日韓首脳会談で「米韓合同軍事演習を延期すべきではない」と主張した。これに対し、文氏は「わが国の主権の問題であり、内政問題だ」と反発したという。

 当然、米国は文政権にクギを刺している。

 ダン・コーツ米国家情報長官は13日、米上院特別委員会の公聴会で、北朝鮮は「米国の存亡に関わる脅威だ」と警告し、「決断の時がかつてないほど迫っている」と語った。

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