記事詳細

カレンダー業界「待つしかない」にやきもき 新元号と祝日の発表は来年以降の可能性 (2/2ページ)

 実際、新天皇が即位される19年5月1日を祝日とするかどうかも決まっておらず、カレンダーの数字の色も祝日を意味する赤にするか、平日を意味する黒にするかも分からない状況だ。

 さらに印刷会社の設備によって、印刷開始時期が異なるため、祝日の発表時期によっては、祝日なのに平日表記など暦の違うカレンダーができる可能性もあるという。

 同連合会は「スマートフォン時代でも実際のカレンダーを見て曜日や祝日を確認している人も多い。もし、祝日の表示が違うカレンダーが混在すればカレンダーへの信頼が損なわれかねない」と懸念する。

 昭和から平成への改元は、昭和天皇の崩御後に新元号が発表され、1989年1月8日に行った即日改元だった。当時、カレンダーについては差し替えや回収もなく、多くは昭和64年のまま使われていたという。

 今回の譲位は、明治天皇以降では初めて「崩御」によるものではなく、事前に準備できる時間があるとみられていた。改元は国民生活に関わってくるだけに、新元号と祝日の発表を待ち望んでいる人々はカレンダー業界だけではなさそうだ。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース