記事詳細

金正恩氏の新たな商売「女子大生派遣ビジネス」の現場写真 (2/3ページ)

 彼女たちは中国語も非常に流暢だ。仕事を終えた後、毎日30分間は勉強しているという。休日は月に1日だけで、自由に外出することもできなければ、服装も決められている。携帯電話を使えるかたずねたところ「平壌の家にはありますが、ここでは使ってはならないことになっています」との答えだった。ただし、手紙のやり取りに制限はないため、家族が恋しくなるたびに両親に手紙を出すという。

 彼女らの正体は、張鉄久(チャン・チョルグ)平壌商業総合大学の学生たちだ。

 (参考記事:【画像】中国で働く北朝鮮の女子大生たち

 張鉄久とは、故金日成主席の抗日パルチザン時代の炊事兵だった人物で、その名を冠した大学は、レストランやホテルなど観光分野で働く人材の養成機関となっている。

 (参考記事:20代美人ウェイトレスを直撃…「北朝鮮レストラン」の舞台裏

 卒業後は外国人が利用する高級ホテルやレストランに配属され、海外に派遣されるチャンスもあることから、北朝鮮女性の間で非常に人気が高い大学であるとされる。

 同大学では、2年間の教育を受けた後に、中国のレストランで2年間働くインターン制度を2014年から実施している。

 韓国の中央日報は2016年4月、上海の北朝鮮レストラン・清流館でこの大学の女子学生がインターンとして働いていると報じている。同店は、朴槿恵政権(当時)が2016年2月、韓国国民に向けて北朝鮮レストランの利用自粛を呼びかけるまでは、上海を訪れる韓国人観光客の定番コースだった。

 (参考記事:美貌の北朝鮮ウェイトレス、ネットで人気爆発

デイリーNKジャパン
zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース