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情報収集衛星きょう午後打ち上げ、厳戒態勢の種子島宇宙センター 北朝鮮の軍事施設を監視 (2/2ページ)

 通常の打ち上げでは、JAXAは警察や海上保安庁などの協力を得て、警戒区域に人や船舶が入らないよう監視や巡回をするほか、上空も監視する。今回は通常より厳しい態勢が敷かれているという。

 地元住民の一人は、平成15年に情報収集衛星が初めて打ち上げられたときの様子を振り返り「センター周辺の道路に警察官が20メートル間隔で立ち並び、それまでの打ち上げとは全く違う異様な光景だった。今は当時ほど厳しくないようだ」と話す。

 今回は27日午前4時に入構規制が始まり、通常は2カ所ある入り口を1カ所に制限。警戒所でIDカードなどのチェックを受けた人だけが10時半まで入場できる。プレスセンターが開室する午前9時ごろには、ここに報道関係者の車列ができそうだ。

 発射地点は海岸付近にあり、半径3キロの範囲が警戒区域として既に立ち入り禁止になっている。午前9時には、上空をロケットが飛ぶ沖合約30キロまでの海域の一部が警戒区域に加わる。

 H2Aの打ち上げは今年度はこれで5回目。担当する三菱重工業の平嶋秀俊射場チーム長は「今年度の最後で、しかも重要な衛星。初心と平常心を保って対応し、有終の美を飾りたい」と気を引き締める。

 今回はインターネットで打ち上げの様子を中継するJAXA放送は行われない。午後3時半ごろから同センターで政府関係者らが記者会見し、打ち上げの結果を説明する。

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