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【喫煙を考える】加熱式たばこ規制に違和感 ニコチン濃度約30倍以上差異のカラクリとは (2/2ページ)

 規制対象の根拠とした資料も示しているが、国立がん研究センター委託の「たばこ情報収集・分析事業」によるニコチン濃度の調査では、「(換気のない狭い室内で)室内のニコチン濃度を測定した」場合、紙巻きたばこが1000~2420μg/m3で、加熱式たばこは26~257μg/m3と、5分の1から10分の1程度。しかも、その紙巻たばこのニコチン濃度は、過去にIARC(国際がん研究機関)が発表した30μg/m3と比べて大きく開きがある。低い値の1000μg/m3で約30倍以上の測定値となっている。

 国立がん研に今回の調査元、詳細な調査方法を聞いてみたところ、「公表していない」との回答だった。

 たばこ煙のニコチン濃度は、調査環境や条件により異なる。しかし、紙巻きたばこと比べて明らかに濃度が低く、さらに、ニコチンの健康リスクも科学的に明らかになっていない現時点で規制の対象にする必要があるのだろうか。

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