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トランプ氏、独裁色強める習氏を牽制 ベトナムに原子力空母寄港…藤井氏「対中包囲網形成か」 (2/2ページ)

 トランプ氏は3日、米南部フロリダ州の高級別荘「マール・ア・ラゴ」での非公開の昼食会で、「彼(習氏)は今や終身制の国家主席だ。彼は偉大だ。いつか米国も同じことを試してみよう」と揶揄(やゆ)した。米CNNが発言の録音を入手し、報じた。

 米国は軍事的にも、警戒感を示している。

 全人代開幕の5日、米軍の最強原子力空母「カール・ビンソン」が、ベトナム中部ダナンに寄港したのだ。米空母のベトナムへの寄港は、1975年のベトナム戦争終結後初めてで、南シナ海で軍事拠点の建設を進める中国に対する牽制(けんせい)の可能性が高い。

 この動きは一体、何を意味するのか。

 国際政治学者の藤井厳喜氏は「終身独裁制の導入で、中国はさらに独裁色を強め、周辺諸国の帝国主義的な属国化を進めている。カンボジアやラオスは徐々に属国化している。南シナ海問題もあり、ベトナムが独立を失う危機がある。トランプ氏は当然、警戒感を強めている。米国は、日本やベトナムとともに『対中包囲網』を形成しようとしているのではないか」と話している。

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