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【永田町・霞が関インサイド】「幻の米朝接触」仕掛けた張本人は? 北政策めぐるホワイトハウス暗闘 (2/2ページ)

 対北朝鮮強硬派であり武力行使もやむなしとするハーバート・マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当・予備役陸軍大将)と、外交交渉優先を唱えるレックス・ティラーソン国務長官、ジェームズ・マティス国防長官(退役海兵隊大将)との路線対立である。

 事をさらに複雑にしているのが、マイク・ポンペオ米中央情報局(CIA)長官の存在である。

 ワシントンの政界筋では、ポンペオ氏が、ティラーソン氏の後任国務長官に強い意欲を持っていることは周知の事実だ。

 そのポンペオ氏がどうやら、先のマイク・ペンス副大統領と、北朝鮮の金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党第1副部長の「幻の米朝接触」を仕掛けた張本人であったようなのだ。

 2013年の日時は特定できないが、ジョセフ・デトラニ元CIA東アジア作戦部長が極秘訪朝した際に開拓したチャンネルを通じて北朝鮮側に要請したとされる。

 絵解きをすると、こういうことである。外交はオレでもできると、ポンペオ氏が内々にCIA主導で打診・失敗したというのだ。(ジャーナリスト・歳川隆雄)

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