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日本観光で横行する在日中国人による“同胞食い”の実態 (2/3ページ)

■白タクで中国人の店をハシゴ

 夫妻が到着したのは新宿三丁目駅からほど近い“免税店”だった。そこで売られていたのは、日本のドラッグストアでは見たこともない「メイド・イン・ジャパン」の健康食品や精力剤。どれも2万~3万円と異常に高いが、初めて日本を訪れる李さん夫妻は、派手に陳列されている健康食品やゲルマニウム枕が「日本で大人気の品」だと思っているようで、手元のリストと睨めっこしながら、次々に購入していく。

 店内を歩いていると、突然、警備員に声を掛けられた。

 「日本人の方ですか? すみませんが、ここは予約制なので」

 やんわり追い出されそうになったが、ガイド(運転手)が“連れ”だと説明して、事なきを得た。

 日本で正規の旅行代理店を営む在日中国人(後出)によれば、ここで売られている健康食品の大半は、中国人が出資する特定の企業が作っており、一般市場には出回らないという。

 「客は、バスやタクシーの中で、ガイドに洗脳されるんですよ。日本で一番人気のある健康食品が格安で買える、とか、ビックカメラやヤマダ電機はぼったくりだから絶対に入らないようにって。今や、華僑系のラオックスでさえ爆買いの恩恵を受けていません」

 実際、この免税店は『日本免税“黒店”(ブラックな店)』として、中国本土のメディアが訪日客に注意を呼び掛ける記事を書いているほどだ。

 その後、李さん夫妻は、新大久保の免税店、大山(板橋区)の怪しげな漢方販売店を回り、今日から泊まる宿のある池袋へ向かった。

 宿といってもホテルではなく、いわゆる“違法民泊”である。中古マンションの一室に、大量の二段ベッドを入れ、一人1泊約2500円。支払いは、中国を発つ前に、アリペイ(中国のネットサービス企業アリババが手がけるQRコードを使った決済サービス)で済ませたそうだ。

 結局、この日の夫妻は、中国人が経営する「日本料理屋」で食事をとり、中国人が運転する白タクで都内各所を回り、中国人が経営する免税店で買い物をし、そして中国人が所有する物件に泊まった。日本に落とした金は、コンビニで購入した飲み物とお菓子代の2000円ほどだろうか。

NEWSポストセブン
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