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森友問題、自殺職員が“犯人告発”衝撃メモ 近畿財務局、安倍首相「辞める」発言前から独断で削除か (2/3ページ)

 「財務省の指示」をめぐっては、大阪地検特捜部がすでに指示に関するメールを確認し、麻生氏も理財局の関与を認めている。問題は、誰がどのような目的で、改竄を指示したのか、ということだ。麻生氏は辞任を否定しているが、致命傷になる可能性もある。

 野党は、「理財局以上の関与」「政治家の関与」を疑って追及しているが、この点を読み解くうえで、重要なニュースがもたらされた。

 近畿財務局が15年に森友学園関連のメモを独断で削除していたというのだ。財務省が13日に明らかにした。この事実は大きい。

 削除されたメモは、15年4月に近畿財務局が森友側に国有地を貸し付ける際に作成した決裁文書に添付されていた。近畿財務局と財務省の相談内容のほか、賃貸料から建物の固定資産税を差し引く理由が書かれていたという。

 これまで国会に提出された14文書で改竄が行われたのは、昨年2月下旬から4月とされていた。野党が攻勢を強めているのも、「昨年2月下旬」というのが、安倍首相が国会で「私や妻が関係していたということになれば、首相も国会議員も辞める」と答弁した昨年2月17日と重なるためだ。

 だが、安倍首相の答弁前から、近畿財務局が改竄に関わっていたとなると、「政治家の指示で、財務省が断行した」との構図は崩壊しかねない。

 読売新聞は14日朝刊で、財務省が削除の理由について《問題の文書が開示されることで、財務局が学園との交渉に本省が関わっていることや賃料設定の手の内を学園に知られたくなかったため》とみていると報じた。

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