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森友「8億円値引き」は官僚のミス隠し 元通産官僚、八幡和郎氏が解説 (2/2ページ)

 財務省の太田充理財局長の国会答弁は素晴らしかった。過度に防衛的にならず、官僚として筋が通り、誤解を招くようなことも言わなかった。嘘を言っていると邪推させる余地がほとんどなかったと思う。

 安倍首相と麻生太郎副総理兼財務相も、「8億円値引き=大阪航空局主導」と分かったことで、答弁を修正すべきではないか。

 昭恵夫人についても、「なにがしか、心の中で忖度したかもしれない」とか、「首相の(『関与していたら辞める』という)答弁が主因ではないが、多少は決裁文書改竄(かいざん)に影響したかもしれない」くらいは、認めた方がいい。

 それを、かたくなに否定するから、国民の感情が晴れないのだ。

 あとは、佐川宣寿(のぶひさ)前国税庁長官が27日の証人喚問で、訴追可能性を理由に、答弁を拒否する愚を犯さないことだ。昭恵夫人も、国民の感情を逆なでするような行動をせず、何かのかたちで誤解を招く行動をわびて、安倍首相も軽率な答弁への反省を明確にすべきだろう。

 そうすれば、朝鮮半島情勢が激動するなか、もともと安倍首相を支持してきた多数派の国民は納得すると思う。

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