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正恩氏は「採用面接に来た学生のようだった」 訪中の心理状態を専門家が分析 (2/2ページ)

 「習氏は正恩氏に目を合わせ、自然な笑顔で口角の筋肉にも余裕がある。全人代も無事終わったことから、内政が落ち着いて笑みがこぼれている。独裁者によく見られる特徴だが、無理やり笑顔を作っている正恩氏とは雲泥の差といえる」と佐藤氏。

 終始固い表情だった正恩氏だが、その振る舞いが訪中そのものに興味がなかった可能性もあると佐藤氏は指摘する。

 「目を合わせるという行動で、人は1秒間に40もの情報を入手するが、それは同時に自らの情報を発信するという意味でもある。それをしない正恩氏は相手の話に興味がなく、どの国家と会談しても自分の方針は左右されないぞという意思表示をしているのかもしれない。唯我独尊で、中国の傀儡(かいらい)政権というより暴走国家に近い印象だ」

 5月にも行われるとされる米朝会談を前に、正恩氏には腹をくくる“何か”があるのだろうか。

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