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【スクープ最前線】北やはり悪辣本性、正恩氏「日本から2兆円はとれる」 日米は拉致解決に執念 (1/3ページ)

 米朝首脳会談(5月下旬から6月上旬に開催予定)を見据えて、北朝鮮が悪辣(あくらつ)な予防線を張ってきた。ドナルド・トランプ米大統領が「核・ミサイル」の完全廃棄に加え、安倍晋三首相が執念を見せる「拉致被害者の全員奪還」を提起する考えを示したことに、「対話ムードに冷や水を浴びせ、情勢を白紙に戻す危険な試みだ」(北朝鮮外務省報道官)などと牽制(けんせい)してきたのだ。注目の開催地では、シンガポールと、軍事境界線がある板門店(パンムンジョム)が浮上している。関係各国の水面下攻防と、日本政界やマスコミへの工作活動について、ジャーナリストの加賀孝英氏が迫った。

 「安倍首相は、拉致問題の解決に政治生命をかけている。被害者や家族の無念を思って、嗚咽(おえつ)している姿を見たことがある。これは安倍首相の国民に対する誓いであり、人間・安倍晋三の命をかけた執念だ」

 旧知の官邸関係者は、こう語った。

 いよいよ全世界が注目する米朝首脳会談が迫ってきた。トランプ氏は会談で、「ならず者国家」の最高指導者、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長に「2020年末までに、永久的かつ検証可能で、不可逆的な核兵器と大量破壊兵器(=生物・化学兵器など)の完全放棄」を、断固のませるつもりだ。

 米情報当局関係者は「要求を拒否すれば、米国は『海上封鎖を行い、容赦なく全面攻撃に入る』と北朝鮮に通告している。正恩氏は震え上がり、『米国の要求をのむ』と泣きついてきた」といい、こう続けた。

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