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国民民主党旗揚げも「立民」と何が違う? 安積明子氏「共産党アレルギーに違いか」

 民進党と希望の党が合流し、7日に旗揚げした「国民民主党」は、存在意義が問われる船出となった。新党参加者は62人にとどまり、悲願の野党第1党の座を獲得できなかった。昨年の衆院選を機に分裂した民進党メンバーが再結集した形で、左派色が色濃く残る。野党第1党の立憲民主党と何が違うのか。野党ウオッチを続けてきたジャーナリストの安積明子氏に聞いた。

 「う~ん、違うところ…、名前くらい…」

 安積氏は、こう言葉を詰まらせ、続けた。

 「立憲民主党は、枝野幸男代表が旗揚げした政党で、『自民党との対立軸』だとはっきり分かる。しかし、国民民主党は大塚耕平、玉木雄一郎両氏による共同代表というかたちを取り、党のカラーが見えない」

 国民民主党は政策面でも、立憲民主党との違いを見いだすことに苦労している。安全保障関連法については「違憲と指摘される部分を白紙撤回することを含め、必要な見直しを行う」とし、曖昧さが付きまとう。

 ただ、党綱領に「日米安全保障条約の廃棄」「自衛隊の解消」などを掲げる共産党とのスタンスには、やや違いがあるようだ。

 「玉木氏は、共産党との連携は考えていない。これまで選挙カーに一緒に乗らなかったり、共産党アレルギーがある。枝野氏も基本的に自党でやる立場だが、共産党との連携に前向きな自由党の小沢一郎代表と接近している。枝野氏は、玉木氏ほど共産党アレルギーはない」(安積氏)

 このあたりが、両党の違いとなりそうだ。

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