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【私の流儀】経済評論家・三橋貴明さんに聞く 財務省の“悪”を暴く 被害者は日本国民、“悪夢”から目覚めよ (1/3ページ)

★『財務省が日本を滅ぼす』小学館・1400円+税

 「官庁の中の官庁」財務省がボロボロだ。公文書改竄(かいざん)問題で国税庁長官が辞任、セクハラ発言で事務次官も辞任。解体論も噴出する。経済評論家の三橋貴明氏は、国民はこれを絶好の機会として、財務省の“悪”の本質を知り、国をむしばむ大ペテンから目を覚ますべしと声を上げる。近著のタイトルはズバリ『財務省が日本を滅ぼす』だ。

 三橋氏によれば、政財界、学界、マスコミ、そして国民のほとんどが、財務省の“サギ”の被害者だ。こんな話を聞いたことがあるのでは?

 〈国の借金は1000兆円。国民1人当たり800万円超の借金を抱えており、このままでは日本の財政は破綻する〉

 なにかといえば、財務省が伝家の宝刀のように持ち出す“国の借金”論だが、これがクセモノ。果たして本当なのか。

 「明治からみて国の借金つまり政府の負債は3740万倍になったんです。物価上昇分を差し引いても500倍以上になった。それなのになぜ財政破綻していないのかと言いたい」と、三橋氏は口火を切って続けた。

 「政府の負債は100%円建ての国債なので、日本銀行が買い取っている。ピークと比べれば190兆円ほど減っている。いま日銀は国債の45%を保有しており、その利払いは結局国庫に戻ってくる。子会社から借金しているのと同じことで、日銀保有の国債は返済も利払いも必要ない。どうやったら財政破綻するのか」

 国会である議員が『財政破綻』の定義を教えてくれと質問したが、財務省はそれに答えず、大変なことになるから破綻しないようにするのが財務省の仕事などと、答弁をすり替えてしまった。

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