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【親も知らない今どき入試】一般入試志願者が連続で伸びている大学ランク 福岡工業大がトップ、学生第一主義が奏功 (1/2ページ)

 私立大人気が続くなか、志願者を増やし続けている大学はどこか。今週は、一般入試志願者が連続して増えている大学ランクを紹介したい。

 今年の私立大志願者は、全体で約7%増と見られる。受験人口は減少しているのに、私立大人気は衰えていない。

 志願者が増え、倍率が高くなって難しくなれば、翌年は敬遠する受験生も増える。そうなれば、志願者が減少する。この繰り返しが普通だが、その中で毎年、志願者増を果たしている大学がある。ここでは増加が始まった最初の年に、志願者が1000人以上だった大学を調べた。

 トップは12年連続の福岡工業大。増えはじめた最初の年の志願者は2562人だったが、今年は過去最高の9229人に増え、約3・6倍。工、情報工、社会環境の3学部の大学だ。

 今年の入試は文系学部の人気が高く、工学系は苦戦している大学が多い中での志願者増だった。地元で人気の西南学院大と福岡大とともに“西福福工”といわれるほど人気になってきている。

 代々木ゼミナール教育総合研究所主幹研究員の坂口幸世氏は「入試改革だけで、12年も連続して志願者は増えません。最近は入試の多様化が進んでいますが、目立って志願者を伸ばしているところほど、それほど入試を多様化していません。それより中身の充実に力を入れ、結果として志願者が連続して増加していると見るといい」と話す。

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