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【山口那津男 本音でズバッと】北核廃棄と拉致被害者救出、米朝首脳会談の成功に期待 (1/2ページ)

 米朝首脳会談が6月12日、シンガポールで開催されることが決まった。世界の脅威である、北朝鮮の核兵器や生物・化学兵器などの大量破壊兵器と弾道ミサイルを完全廃棄させるため、ドナルド・トランプ米大統領の交渉が注目され、期待も集まる。

 日本をはじめとする国際社会も、いわば「解決の本命」ともいうべき米国を、一致結束して後押しすべきである。これまで、関係国間で首脳会談が積み上げられてきたが、各国の利害をこのプロセスに反映させ、米朝首脳会談を成功させるための地ならしであったといっても過言ではない。

 先週9日、日中韓首脳会談が東京で開催された。朝鮮半島における、完全、検証可能で不可逆的な「核・ミサイルの廃棄」を、国連安保理決議に従って実現することで首脳が一致した。

 今後、米朝会談までに、米韓、日露、G7(先進7カ国)などの首脳会談が予定される。緊密に連携を深めて、成功の環境を整えてもらいたい。

 「北朝鮮の核・ミサイルの廃棄」は、国際社会共通の課題であるが、日本にとっては、拉致被害者救出という解決すべき重要な問題がある。

 トランプ氏は昨年の国連総会演説で、この拉致問題に米国大統領として初めて言及するなど関心を寄せてきた。先月の日米首脳会談の記者会見でも「拉致被害者を取り戻すため、できることは何でもする」と期待以上の発言をし、米朝会談で取り上げる意向を示した。

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