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北朝鮮の首都「薬物中毒・性びん乱」で汚染の危機 (1/2ページ)

 北朝鮮の首都・平壌が、地方の保安署(警察署)幹部が密造していた覚せい剤で汚染されていたことがわかった。

 中高生まで覚せい剤で「性びん乱」

 米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)に対し平安南道(ピョンアンナムド)の消息筋が語ったところでは、「最近、道内の殷山(ウンサン)郡にある保安署の40代の監察課指導員が、覚せい剤を製造して密売した疑いで朝鮮労働党から追放され、処罰された。彼は保安署幹部の身分を隠れ蓑に、数年にわたり密売を続けてきたが、国家保衛省(秘密警察)と人民保安省(警察庁)が合同で行う非社会主義行為の取り締まりに引っかかった」という。

 この幹部は薬物製造の技術者を雇い、自宅を密造拠点に改造。平壌市郊外にある大規模マーケット、平城(ピョンソン)市場の商人を通じて平壌に覚せい剤を流していた。今年3月、覚せい剤500グラムを商人に卸したことが、当局に察知されたもようだ。

 一度に覚せい剤500グラムとは、かなりの量と言えるだろう。それも数年にわたり、継続的に密売されていたとすれば、平壌を汚染した覚せい剤の量がいったいどれくらいになるのか、想像もつかない。

 韓国紙・中央日報は昨年4月、北朝鮮当局は平壌の人口約260万人のうち、60万人余りを地方に強制移住させることを計画していると報じた。

デイリーNKジャパン
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