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正恩氏が韓国に揺さぶり、核実験場廃棄めぐり取材記者団の名簿拒否 韓国は朝日新聞を「出禁」に (1/2ページ)

 金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長率いる北朝鮮が、韓国に揺さぶりをかけている。23~25日に行う核実験場廃棄をめぐり、取材する韓国記者団の名簿受け取りを拒否したのだ。米朝首脳会談(6月12日)を見据え、北朝鮮に圧力をかける「日米韓の連携」を分断する思惑なのか。一方、袖にされた韓国は、朝日新聞を「無期限出入り禁止」とした。専門家は、一連の対応からみえる「南北の共通点」を指摘している。

 北朝鮮は12日、北東部・豊渓里(プンゲリ)の核実験場の廃棄を、韓国と中国、ロシア、米国、英国のメディアに公開すると表明していたが、16日に態度を硬化させた。

 米韓両軍の共同訓練「マックス・サンダー」を理由に、南北閣僚級会談の無期限延期を通告し、米朝首脳会談の中止も示唆。核実験場廃棄の式典への韓国メディアの取材を拒否した。

 ドナルド・トランプ米政権に追い込まれた正恩氏が、22日の米韓首脳会談をにらみ、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権に「米国に体制保証を確約させろ」と圧力をかけたようだ。

 一方、韓国大統領府は18日、朝日新聞に対し、「核兵器の搬出 韓国が提案」との同日朝刊の記事が「事実ではない」として、「無期限出入り禁止処分」を通告した。

 同紙は、米韓関係筋の話として《北朝鮮の一部兵器搬出案は、4月24日にボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)と面会した韓国大統領府の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長が打診した》と報じた。

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