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文大統領の孤独な訪米 米韓首脳会談に意味はあるのか 「米朝の仲介役」自認するも…進む韓国外し (2/2ページ)

 米国も、韓国に冷徹な姿勢を見せている。

 米空軍の戦略爆撃機B-52が参加する日米韓空軍訓練が計画されていたが、韓国が「緊張を招く」と不参加を表明したため、日米は17日、2国だけで訓練を実行し、B-52は朝鮮半島南端付近を飛行した。トランプ氏は18日、対北朝鮮強硬派として知られるハリー・ハリス太平洋軍司令官を駐韓国大使に指名すると発表した。

 これに先立ち、東シナ海の公海上で、韓国籍のタンカーが北朝鮮籍のタンカーに横付けしていたことが確認された。産経新聞は13日、「瀬取りの疑いがある」と報じた。

 韓国が「仲介」すると豪語する米朝首脳会談についても、北朝鮮は中止の可能性を示唆している。

 韓国の孤立化が進むなか、今回の米韓首脳会談は意味があるのか。

 朝鮮半島情勢に精通するジャーナリスト、室谷克実氏は「文氏がやろうとしているのは別に非核化ではなく、北朝鮮を守ることだ。『私は仲介役ですよ』と出てきているが、米国も本音としては『お前はそうじゃない』と思っているだろう。韓国大統領府は『ものすごく意義があった』と発表するだろうが、文氏が仲介役をアピールするだけの結果に終わるのではないか」と話した。