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【永田町・霞が関インサイド】財務省トップ人事、本命温存で「浅川事務次官」誕生か 麻生財務相の“懐刀” (1/2ページ)

 霞が関では「省のなかの省」とされる財務省のトップ人事に関心が集中している。その契機となったのは産経新聞(5月21日付朝刊)の1面トップ記事である。

 同紙山口暢彦記者の署名記事のリードは次のように記述されている。

 《予算配分を取り仕切る「最強官庁」と称される財務省は“満身創痍(そうい)”だ。今国会では学校法人「森友学園」への国有地売却をめぐる決裁文書の改竄(かいざん)問題やセクハラ問題で集中砲火を浴び、事務次官、国税庁長官の「2トップ」不在という異常な事態が続いている》

 そして、同記事は、セクハラ問題で辞任した福田淳一前次官(1982年入省)の後任として、本命視されてきた岡本薫明主計局長(83年)の就任を「1回見送り」、麻生太郎財務相の懐刀で国際部門を統括する浅川雅嗣財務官(81年)と、地方金融機関などに改革を迫る姿勢が官邸側の高評価につながった森信親金融庁長官(80年)の2人の名前が急浮上している、と報じている。

 要は、本命の岡本氏を温存、緊急措置として入省年次を逆行させても、浅川、森両氏のいずれかを次期次官に起用する可能性があるということだ。

 《今回の不祥事は人事が硬直化し、危機に際して柔軟に人材を登用できない実態を浮き彫りにした》(産経記事)ことから、財務省の“伝統芸”である予定調和人事は本当に行われないのか。

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