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90歳女性、赤信号無視で暴走「歩行者おらず、いけると思った」 茅ヶ崎4人死傷

 とんでもない判断ミスだ。神奈川県茅ヶ崎市で28日、信号無視した乗用車が交差点につっこみ、横断歩道上の歩行者を次々とはね、4人が死傷した事故。自動車運転処罰法違反(過失致死傷)容疑で逮捕された無職、斉藤久美子容疑者(90)は「赤信号と分かっていたが、急いでいたので通過しようと思った」と供述しているというからどうしようもない。

 さらに、斉藤容疑者は「歩行者がいないのでいけると思った」とも説明しているというが、いけるわけがない。赤信号は「止まれ」なのだ。

 斉藤容疑者の車は現場近くの自動車修理工場から国道に出たところで、横断歩道付近にいた歩行者4人をはねた後、歩道に乗り上げ、近くにあった建物に衝突した。現場には血だまりができ、建物の壁には乗用車の塗料片がこびりついており、事故の衝撃の大きさを示している。

 斉藤容疑者の家族によると、斉藤容疑者は週に1~2回は通院などのため車を運転しており、ゴールド免許のベテランドライバーだった。免許は今年3月に更新したばかりで、更新に備え行われた認知症検査でも「問題なし」という診断を受けていた。

 テレビで高齢者がブレーキとアクセルを踏み間違えたというニュースを見ると、「そんなことあり得るのかな」などと首をかしげていた。その一方で免許返納を検討していたという。

 にもかかわらず事故は起きた。過信は判断ミスを生み、最悪の結果を招くということだ。

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