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【富坂聰 真・人民日報】中国で深刻化している“薬物汚染禍” 知らずにケシの殻入りラーメン摂取?! (1/2ページ)

 これは食品安全問題なのか、それとも薬物の問題なのか、判断に迷うところだ。

 湖南省冷水江市で妙な事件が起きた。

 実は私も知らなかったのだが、中国の党員・公務員に対し、定期的に薬物検査が実施されている。

 3月20日、冷水江市でも、薬物検査が実施されたのだが、意外なことに3人の公務員から尿検査で陽性の反応が出たという。

 引っかかったのは姜、周、潘という男性3人だったが、彼らには普段から不審な行動が見られることもなかった。また本人たちにもまったく心当たりがないということであった。

 こうした検査でアウトの判定が出ることも珍しければ、3人というのも滅多にないこと。加えて、容疑のかかった3人が口をそろえて薬物に接したことはないと訴えた。

 この不思議な結果を受けて聞き取りをしたところ、3人は検査の朝、そろって同じものを口にしていたことが判明する。それが、同市東站社区にある牛肉ラーメン店のラーメンだった。

 不審に思った当局が、その店に検査に入ったところ、なんと同店ではケシの殻をラーメンのスープに入れていたことが判明したのだ。

 昔から、「四川火鍋がやみつきになるのは、スープにケシが混ぜてあるからだ」と都市伝説のように言われてきたが、それをそのままやってしまったというわけだ。

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