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「因縁」バトルで“建設的”議論は… 自民・安倍vs立民・枝野 党首討論 (1/2ページ)

 安倍晋三首相(自民党総裁)と、立憲民主党の枝野幸男代表は30日午後、党首討論で直接対決する。これまで衆院予算委員会で相まみえてきた2人は、憲法改正などをめぐり「因縁の関係」にある。国会では、モリカケ問題が議論の中心を占めているが、専門家は「大局的な議論をすべきだ」と注文を付ける。

 枝野氏は26日、自身のツイッターで、党首討論について《制度そのものを抜本的に見直すべき》と問題提起した。

 背景には、時間の制約がある。安倍首相と野党4党首の討論は計45分間で、最も長い枝野氏でも19分だ。

 枝野氏は《頻度を増やし、数回分ワンセットで各党会派、それなりにまとまった討論を可能に》と指摘した。

 安倍首相と枝野氏が激論を戦わせたテーマに「憲法改正」がある。2月14日の衆院予算委では、枝野氏が、憲法7条の「衆院解散権」や、安倍首相が提起した「9条への自衛隊明記」などをめぐって論戦を挑んだ。

 枝野氏は、月刊誌『文芸春秋』2013年10月号に掲載した「改憲私案」で、《我が国が、自衛目的ではない武力行使に踏み切らないようにする》ため、条件付きで「必要最小限の範囲で自衛権を行使できる」と明記することを提言した。

 しかし、安倍政権のもとで15年9月、集団的自衛権の限定的行使を容認する安全保障関連法が成立したため、「解釈を勝手に変えられている状況では前提が違っている」と私案を撤回した。今では、安保関連法廃止の急先鋒(せんぽう)だ。

 2人には「別の因縁」もある。

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