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静岡29歳女性遺棄、ネットで知り合い計画か 逮捕の40代と20代の男

 共犯者同士はもともと面識もなかった。静岡県藤枝市の山中で浜松市の看護師、内山茉由子さん(29)の遺体が見つかった事件で、静岡県警は内山さんに対する逮捕監禁容疑で、40代と20代の男を逮捕した。2人はインターネットのサイトで知り合い、犯行を計画したとみている。防犯カメラに写っていたもう1人の男も拉致や遺棄に関与した疑いがあり、行方を追っている。

 内山さんは5月26日夕、浜松市中区内のフィットネスクラブの駐車場で自分の車に乗り込もうとしたところ、2人の男に押し込まれて、車ごと連れ去られた様子が駐車場の防犯カメラに写っていた。

 県警は家族からの行方不明届を受けて捜査。三重県桑名市内で乗り捨てられていた内山さんの車を見つけ、6月9日夕には藤枝市の山中で遺体を発見した。県警は、放置された車の周囲や遺体の遺棄現場周辺を捜索したが、内山さんの財布やスマートフォンは見つからなかった。証拠隠滅を図ったとみて調べている。

 40代の男は11日夜に名古屋市内の警察署に出頭。内山さんを連れ去ったことを認め、「ばれるのも時間の問題だと思った」と供述したが、遺棄容疑は否認している。

 インターネットのサイトを通じ共犯者を募る事件は過去にも起きている。2007年8月に名古屋市で会社員の女性=当時(31)=が拉致、殺害された事件では、実行犯の男3人は携帯電話のサイトで知り合っていた。

 匿名性が高い「ダークウェブ」と呼ばれる闇サイトを通じて犯罪情報が交換されるケースも後を絶たないのが実情だ。

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