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2021年1月までに非核化、米国務長官が期限を明示

 マイク・ポンペオ米国務長官は13日、「北朝鮮の非核化」について、2021年1月までのドナルド・トランプ大統領の1期目任期内にほぼ達成したいとの考えを表明した。複数の米メディアが報じた。米朝首脳が署名した12日の共同声明には非核化期限は明示されておらず、米政府高官が具体的な日程に言及したのは初めてとみられる。

 ポンペオ氏は訪問先のソウルで記者団に語った。北朝鮮との非核化交渉が行き詰まれば、トランプ氏が中止するとしていた米韓合同軍事演習を再開することになるとの認識も示した。そのうえで、北朝鮮は非核化を確認するために徹底的な検証作業が行われることを理解しているとも述べた。

 米朝両政府は12日の首脳会談の合意を受け、非核化の具体的措置を巡る協議を本格化させる。米側は金正恩朝鮮労働党委員長が約束した「完全非核化」への早期行動を求める考えで、制裁解除などの見返りを求める北朝鮮との間で激しい攻防が予想される。

 米国は例年8月に韓国と合同指揮所演習「乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン」を実施しており、それまでに非核化プロセスを動かしたい意向だ。(共同)