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【親も知らない今どき入試】大学より学部にこだわる時代へ 一般入試、実志願者数ランク (1/2ページ)

 一般入試で延べ志願者数日本一などと、よく言われるが、実数の志願者はどのくらいなのか。そこで、今週は実志願者数ランクを紹介したい。

 今年の私立大の一般入試の延べ志願者数は、昨年に比べて7%も増加している。少子化が進む中で、受験生は併願校を増やしているからだ。入試方式の多様化、受験料割引制度などで、昔のように大学・学部の受験機会が1回しかない大学は慶応義塾大など、ごく少数だ。今は私立大平均で1学部・学科の受験機会は5回もある。そうなると、延べ志願者数は膨らむ。そこで、今回調査したのが、何回受けても、同じ人なら1とカウントした実志願者数だ。公表している大学のみのランクになっている。

 トップは明治大の6万1287人、わずか77人の差で2位が法政大。以下、日本大、早稲田大、東洋大の順となった。明治大は延べ志願者数では3位だが、実志願者数ではトップに立った。併願率(延べ志願者数÷実志願者数)は1・96だ。1人の受験生がおよそ2つ受けたことになる。代々木ゼミナール教育総合研究所の主幹研究員、坂口幸世氏は「上位の大学では2つぐらい受けている感じです。受験生の受けたい大学は早稲田より明治ですから、トップは順当な感じがします」という。首都圏の進学校の進路指導教諭は「今は1つの大学にこだわって全学部受けるような生徒は減っています。大学で学びたいことを決め、経済学部なら経済学部の中で、難易度に差をつけて、いろいろな大学を受けるのが主流です」という。

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