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安倍首相「拉致被害者すべて帰すといったら北朝鮮に行く」 全被害者帰国に強い覚悟 (1/2ページ)

 安倍晋三首相が、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との首脳会談に向けて、拉致被害者の全員奪還に強い覚悟を示した。米朝首脳会談で、正恩氏は「日本と対話する用意がある」と前向きに語ったとされるが、北朝鮮は核開発や拉致問題で国際社会を裏切り続けてきた。「最後のチャンス」ともいえる局面を迎え、安倍首相は慎重かつ果断に判断する構えだ。

 「拙速にはやらない。北朝鮮が被害者をすべて帰すといったら(北朝鮮に)行く」

 安倍首相は14日、拉致被害者家族との面会で、こう語った。出席者の「(交渉を)慌てないでください」という発言を受けた回答だった。

 2002年の日朝首脳会談にも、官房副長官として出席した安倍首相は、北朝鮮の欺瞞(ぎまん)性を熟知している。面会に同席した複数の関係者によると、安倍首相は「私は北朝鮮にだまされない。1994年から拉致問題に取り組んできたが、何度もだまされてきた。北朝鮮のだましの手口は分かっている」と話したという。

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