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根室市長が引退表明 年齢と健康問題が理由、領土返還訴え

 北海道根室市の長谷川俊輔市長(73)は16日、市内で記者会見し、任期満了に伴う9月の市長選に出馬せず、今期限りで引退する意向を表明した。年齢と健康問題が理由としている。北方領土に近接する自治体の中心となり、領土返還を訴えてきた。

 長谷川氏は根室市助役などを経て2006年に初当選し、現在は3期目。政府に対して領土問題の解決を強く求め、日ロ両国が北方四島で計画する共同経済活動では地元の要望を取りまとめた。

 長谷川氏は記者会見で、北方領土の元島民が高齢化し、返還運動も広がっていないと指摘。「最終的には国と国との交渉。現状打破を期待している」と話した。領土問題で積極的に発言してきた長谷川氏は、ロシアがウクライナ問題を巡って14年に発動した対日報復制裁の対象者だったことが判明している。

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