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日朝会談実現で「安倍氏3選」か 鈴木哲夫氏が指摘「対応次第で政治生命をおびやかす『もろ刃の剣』」 (1/2ページ)

 政府が8~9月の開催を模索する、安倍晋三首相と、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長による日朝首脳会談に、注目が集まっている。横田めぐみさん(53)=拉致当時(13)=ら、拉致被害者の奪還に成功すれば歴史的快挙といえる。首脳会談への流れは、9月の自民党総裁選の情勢にも大きく影響しそうだ。

 「安倍首相は3選を自ら勝ち取って、盤石な体制で日朝交渉に臨んでもらいたい」

 自民党竹下派(平成研究会)事務総長の山口泰明衆院議員は13日、自身の政治資金パーティーでこう述べた。

 山口氏は第1次政権時代から、安倍首相に近い。派閥領袖の竹下亘総務会長が総裁選への態度を明言していないなかでの発言は波紋を広げたが、日朝首脳会談への期待の裏返しともいえる。

 当事者である安倍首相は、拉致問題解決への強い決意を述べる一方、慎重な姿勢を崩さない。

 拉致被害者家族と14日に官邸で面会した際、対北朝鮮交渉について「拙速には、やらない。北朝鮮が拉致被害者をすべて帰すといったら、(北朝鮮に)行く」と述べた。

 背景に、北朝鮮が裏切りを重ねてきたことがある。加えて、今後の政権運営を見据えた思惑も絡んでいるようだ。

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