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【永田町・霞が関インサイド】米朝会談 トランプ氏の握手、しぐさの分析から見える“本音” (1/2ページ)

 史上初の米朝首脳会談が終わった。その評価はさまざまあるが、本稿では少し違った角度から行う。

 ドナルド・トランプ米大統領と、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の会談前(ビフォー)と、会談後(アフター)の握手、ボディー・ランゲージ(=体の動作やしぐさ)を検証してみる。

 なぜならば、欧米社会では握手、あるいはボディー・ランゲージを通じて本音を探ることがよくあるからだ。

 まず、星条旗と北朝鮮国旗が立ち並ぶホテル入り口に両首脳が歩み寄って握手したシーンを想起してほしい。

 握手外交にたけているトランプ氏は、絶妙なタイミングで先に手を差し伸べたのだ。通常は、主導権を握る目的で、先に手を出した方が勝ちである。

 トランプ氏は握手とともに正恩氏の肩、そして、二の腕に手を添えた。「目上、あるいは上手である」という意味があり、優位性と序列の確立を狙ってのことだった。

 ただ、トランプ氏が、安倍晋三首相との19秒には及ばないが、正恩氏と12秒も握手したのは、好きとまで言わないものの好意を抱いている証しである。

 トランプ氏は分かりやすい人だ。毛嫌いしている人物とは、握手しても露骨で相手の顔を見ない。直前の、G7(主要7カ国)シャルルボワ・サミットで議長を務めたカナダのジャスティン・トルドー首相との握手がそうだった。

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