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トランプ氏、イラン原油の輸入停止を同盟国に要求

 ドナルド・トランプ米政権は26日、日本を含む同盟国に対し、イラン産原油の輸入を11月4日までにゼロにするよう求めていることを明らかにした。5月のイラン核合意離脱を受けた圧力強化策であり、近く中国やインドにも禁輸を要請し、締め付けを強化する。原油輸入量の5%程度をイラン産に頼る日本は難しい対応を迫られそうだ。

 米国務省高官は「地域で有害な行動に資金提供するイランを孤立させるため」と禁輸理由を強調し、日本について「石油輸入国としては共通の挑戦だが、日米両国の関係から実施する意思があるとみている」と語った。

 過去のイラン制裁では一定量の原油輸入が認められていたが、米政府は「例外なくゼロ」にするよう求めている。イランの反発は確実だ。これを受け、26日のニューヨーク原油先物相場は急伸し、終値は約1カ月ぶりに1バレル=70ドルを突破した。