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【不肖・宮嶋 コラコラ記】W杯で騒ぐ若者、ハデな髪色の日本代表…立ち居振る舞いにも気を配らなアカン (1/2ページ)

 いっやあ…騒ぎ過ぎちゃうか? ロシアで開催中のサッカーのW杯のことやがな。東京の渋谷や大阪の道頓堀じゃ、機動隊の手まで煩わせて…お前ら翌朝ちゃんとガッコや会社行ったんか? 騒ぐんやったらロシアへ行け、祝うんなら1人でエエやろ。

 ワシは熱闘に水差すつもりはないで。下馬評が低かっただけに驚きも喜びもひとしおやろ。それは分かるけどな。実際、日本が勝った次の日は、日本選手の活躍記事を載せた夕刊フジをはじめスポーツ紙はばか売れ。日本選手の物まね芸人まで大モテ。日本だけちゃう。世界中で人気チームのユニホームが羽根生えたように売れて、経済効果もばかにならんって。

 それだけやない。わずか七十余年前、日本とアメリカが戦争しとったことすら知らんガキどもまでが、セネガルがアフリカ大陸のどこにあるか。明日、日本が対戦するポーランドとインドネシアの国旗の違いまで知っとるのはW杯のおかげや。

 ワシかて、セネガル戦の開催地やったエカテリンブルクが、高校の地理の授業で習うた重工業の盛んなスベドロフスクから21世紀前に市の名前が変わっていたこと知ったぐらいや。

 そんなW杯で騒いどるガキどもは、いまだ北朝鮮に捕らわれた日本人拉致被害者が「何人」かは知っとるんか? 近い将来、金王朝が崩壊して、横田めぐみさんら17人全員が無事帰国を果たし、家族と再会できる日にこそ、いま以上に日本中が感涙の嵐に包まれるときや。そのときこそ、渋谷といわず日本中でちょうちん行列で祝うときなんや。