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細野氏、資金提供から2カ月契約書作らず 関係者「ミスで作成遅れ、異例だが…」

 細野豪志元環境相が昨年10月の衆院選期間中、証券会社から5千万円の提供を受けた問題で、資金提供から約2カ月間、金銭消費貸借契約書が作られていなかったことが同社関係者への取材で2日、分かった。細野氏は個人の借入金とするが、資金提供の趣旨や経緯について、丁寧な説明を求める声が強まりそうだ。

 細野氏の事務所は取材に対し「内容を確認して回答する」としている。

 関係者によると細野氏は選挙期間中に、東京都内の証券会社に借り入れを依頼。投票日3日前の10月19日に証券会社の口座から細野氏側の口座に5千万円が振り込まれた。この時点で金銭消費貸借契約書は交わさなかったが、金額や金利、返済期間は双方が口頭で合意したという。

 契約書は昨年12月ごろに作成されたといい、関係者は「ミスで作成が遅れた。異例だが法律上は口頭でも契約は成り立つ」と強調。振り込み時期については「(細野氏が多忙で)十分に意思疎通できず、選挙期間中に振り込んでしまった」と釈明した。利子に関しては「4カ月間督促しないミスがあった」と述べた。