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【国難突破】石破氏、進次郎氏…総裁候補は「低級ポピュリズム」やめろ 「安倍レジーム」継承の力量と構想はあるのか (1/2ページ)

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 国会会期(~22日)も間もなく終わり、9月の自民党総裁選が注目され始めてきたが、総裁選を意識した自民党要人クラスの発言が冴えない。

 とりわけ、安倍晋三首相(総裁)の対抗馬として注目される、石破茂元幹事長の発言がどうにも小さい。

 「(安倍首相は)民主党時代はどうだったのかと話をすぐ出すが、政権奪還から5年以上がたっている。国民はそんなことは誰も聞いていない」(5月7日)

 「(内閣)支持率は不支持を下回っている。総理の言うことに信頼がおけるかということに相当多くの国民が信頼できないと言っている」(6月3日)

 次の次の総理候補、小泉進次郎筆頭副幹事長も、愛媛県文書について「どう考えても、『愛媛県にうそをついた』というのはおかしい。(国会に)特別委員会を立ち上げてほしい」(6月6日、朝日デジタル)などと、すっぱずれたことを述べている。自民党総裁選は伝統的な意味で「政局」であるのは半面の事実だが、今はそんなことを言っていられる時代か。

 総裁選は9月20日投開票を軸に調整とのことだが、折しも国連総会、ロシア極東ウラジオストクでの東方経済フォーラムにおける日本の首脳と、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の直接会談の可能性が検討され始めている。

 そのタイミングでの総裁選は、間が悪過ぎるという他ないが、3年に一度の権力チェックだからやるべきだというのなら、総裁候補者は「北朝鮮発の大地殻変動」に対応できることを、今から全身全霊で示すのが政局より先ではないか。

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