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金正恩氏の「腹ペコ軍隊」にパワー回復の兆し (1/3ページ)

 南北、中朝、米中の首脳会談が矢継ぎ早に行われ、朝鮮半島に立ち込めていた暗雲は徐々に消えつつある。しかし、国際社会の制裁は未だに解除されていないため、北朝鮮国民の暮らし向きは苦しいままだ。

 中でも、苦しい生活を強いられているのは、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の末端兵士、軍官(将校)やその家族たちだ。国からの配給を受け取る以外に生きるすべを持たないのに、配給が滞っていたからだ。そのため国内はおろか、中国においてまで脱走兵氏の犯罪が多発している。

 (参考記事:【スクープ撮】人質を盾に抵抗する脱北兵士、逮捕の瞬間!

 おかげで北朝鮮軍の規律は地に落ちており、部隊内でも窃盗や性的虐待が横行している。金正恩党委員長が核開発に突き進んだのも、それが理由のひとつと思われる。

 (参考記事:北朝鮮女性を苦しめる「マダラス」と呼ばれる性上納行為

 しかし最近になって、軍に対する配給がようやく再開されたとの情報が伝わってきた。

 咸鏡北道(ハムギョンブクト)のデイリーNK内部情報筋は、当局が2号倉庫に備蓄されていた食糧(軍糧米)を放出し、軍官(将校)の家族に配給したと伝えた。コメよりもトウモロコシがメインだったが、1年ぶりの配給となった。

デイリーNKジャパン

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